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昭和58年災害の記録
> 台風10号
◆台風10号
・13日9時、トラック島付近に発生した弱い熱帯低気圧は、西北西に進みながら次第に発達
・
20日21時
、グアム島の南南西約280kmに達し、
台風10号となる
・23日9時、中心気圧885mb、中心付近の最大風速55m/sec達し、非常に強い台風となった
・その後進路を北西、北、北東、東へと変えて進み、
28日10時20分頃長崎市付近に上陸、15時には温帯低気圧となった
◆降雨状況
・木曽川流域では、
27日1時頃から雨が降り始めた
・
台風が長崎市に上陸した28日10時頃から降雨が更に強くなり
、15時頃から木曽川本川流域を中心に
時間雨量30mm〜40mmの降雨が数時間断続的に続いた。
・台風から変わった
温帯低気圧が通過した28日22時頃から、次第に降雨も弱まった
・木曽川流域の雨量は、西野川(観測所)309.5mm、恵那(観測所)413.5mm、桃山(観測所)304.5mm、
岩村(観測所)338.5mmとなっており、
木曽川の中流域で300mmを越える大雨となった