新丸山ダムは、より安全で快適な暮らしを支えるために、丸山ダムを20.2m嵩上げすることによって、丸山ダムが持っている二つの目的(洪水調節・発電)をパワーアップします。
さらに、下流の河川環境を保全するという新しい目的が加わります。
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下流域を水害から守るため、洪水調節容量を現在の2,017万m3から7,200万m3に増加することにより、洪水調節機能を強化します。 | 渇水の時、河川環境を守るとともに、木曽川沿川の用水の安定的な供給を図るために、必要な水を1,500万m3確保します。 | 水の高低差を利用して、新たに22,500kwの増電を行い、既存とあわせて、合計210,500kwの発電を行います。 |
新丸山ダム建設事業は、木曽川水系河川整備基本方針に定められた基準地点「犬山」の基本高水(*1)のピーク流量 毎秒19,500m3に対し、新丸山ダムの建設される地点における計画高水流量(*2) 毎秒7,100m3のうち、毎秒2,500m3の洪水調節を行います。
*1:基本高水流量配分図 |