■ 高齢化する橋梁

中部地方整備局が管理する橋梁約6,000箇所のうち、全体の約40%が高度経済成長期に建設されています。

※橋長2m以上が対象で溝橋(カルバート)を含んだ数(平成26年6月時点)。
溝橋(カルバート)は、橋長2m以上かつ土被り1m未満のものを橋梁として扱い、道路の下を横断する道路や水路等の空間を得るために、盛土あるいは地盤内に設けられる剛性ボックスカルバート(矩形(ボックス型))が対象。

建設年度別橋梁数(橋長2m以上対象、平成26年6月時点)

建設年度別橋梁数(橋長2m以上対象、平成26年6月時点)

橋梁の状況

建設後50年以上を経過した橋梁の割合は、現在は20%ですが、今後20年で66%まで急激に増加します。

橋梁の状況

■ 重大な損傷も発生

三重県・木曽川大橋でトラス鋼材が破断

2007年6月20日、国道23号の「木曽川大橋」で、道路を支える鋼材の破断を職員が発見しました。
この橋梁では1日に6万台を超える交通量があり、中部圏の大動脈として、地域の経済活動と生活に重要な役割を果たしていました。
発見の翌日から緊急対策工事のため、約4カ月間も車線規制が行われ、国道23号のみならず、周辺地域の交通に大きな影響がでました。
木曽川大橋はその後、本格的な修繕工事が行われ、安全性は確保されています。

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■ 管内のトンネルの現状

建設年度別のトンネル数(平成25年12月末時点)

中部地方整備局が管理するトンネルは約103本。
1965年に年間14本のトンネルが建設された以外は、年間0本~8本で推移。
1960~1970年代にかけて建設されたトンネルが多く、同年代におけるトンネル数は全体の約50%を占める。

建設年度別のトンネル数(平成25年12月末時点)

トンネルの状況

建設後50年を経過したトンネルの割合は、現在は17%ですが、今後20年で57%まで急激に増加します。

建設後50年以上のトンネル数の増加傾向(平成25年12月末時点)