冬の三重を走るならノーマルタイヤNo!

雪道や凍結道路の安全走行に欠かせないスタッドレスタイヤ

 路面が凍結する季節になったら、安全確保のためにも、スタッドレスタイヤを用意することをおすすめします。
 以前は、雪道や凍結道路を走るためにチェーンをタイヤに巻いていましたが、取り付け・取り外しが面倒であり、雪の途切れた道路を走ると振動が激しく走行音がうるさいという欠点がありました。
 また、かつてチェーンを使用しない冬用タイヤとして幅広く使われていた鋲が打ち込まれたスパイクタイヤ(平成3年に原則禁止)に対して、スタッドレスとは「鋲がない」という意味で、鋲がなくても雪道や凍結道路に安全な機能を持つことを表現しています。
 現在では、スタッドレスタイヤが冬用タイヤの主流となっています。

  • ノーマルタイヤよりも深く刻まれた溝が、雪を噛むように圧縮することで、雪道での駆動力と制動力を得ることができます。また、溝に噛まれた雪はタイヤが回転する間に溝から剥がれ落ち、再度接地したときには新たな雪を噛む動きをします。

  • スタッドレスタイヤには「サイプ」と呼ばれる細かい溝が刻まれています。このサイプには、冬道でのすべりの原因となる路面の氷上にできた「水膜」を細かい溝の中に取り込む働きがあり、これにより安定した走行とグリップ力が確保されています。

  • スタッドレスタイヤのゴムは、低温でも路面にピッタリと密着する特殊なゴムを使用しています。さらにタイヤメーカーでは、気泡を含んだゴムを使うことで吸水・吸着効果や柔軟性を向上させたり、ガラス繊維やクルミの殻、鶏卵の殻などを練り込むことで引っかき効果を持たせるなど各社が独自の工夫をしています。

    出典:(一社)日本自動車タイヤ協会資料より

●制動距離が違う!!

  • [ 試験条件 ]

    ●タイヤサイズ:195 / 65R15

    ●空気圧:220kPa

    ●車種:乗用車(後輪駆動、2000cc)

    ●初速度:40km / h

    ●実施場所:タイヤメーカー テストコース

    ●ABS:有

  • [ 試験条件 ]

    ●タイヤサイズ:195 / 65R15

    ●空気圧:220kPa

    ●車種:乗用車(後輪駆動、2000cc)

    ●初速度:40km / h

    ●実施場所:タイヤメーカー テストコース

    ●ABS:有

    出典:(一社)日本自動車タイヤ協会資料より

スタッドレスタイヤでの制動距離を100として指数表示し、指数が大きい方が制動距離が長いことを示す。

スタッドレスタイヤ装着時及び運転時の注意点

  • スタッドレスタイヤを装着する場合は、全車輪に装着してください。
  • 空気圧は、自動車メーカーの指定空気圧(ノーマルタイヤと同じ空気圧)に調整してください。
  • スタッドレスタイヤの積雪または凍結路走行時における溝の深さ使用限度は、新品時の50%(プラットホーム露出)までです。
    摩耗以外にも時間的な経過に伴ってヒビ割れしたり、硬化したりして本来の性能を失う「ゴム劣化」は、使用開始後から3年ぐらいが使用限度の目安として下さい。
  • スタッドレスタイヤは、積雪路・凍結路面性能を重視していますので乾燥路及び湿潤路で使用する場合は、急発進、急制動、急旋回を避け、安全運転を心がけてください。
  • スタッドレスタイヤは、冬季が過ぎたら一般路(乾燥路・湿潤路)走行に適したノーマルタイヤに交換することをおすすめします。