交通安全対策

事故のない、安全・安心な道づくりをめざし、
さまざまな交通安全対策事業を進めています。

三重の交通環境・交通問題

幹線道路が集中する三重県北勢・中勢部は交通渋滞が著しいほか、交通事故死亡者率も高く、平成24年現在、三重県は全国ワースト10位です。また、県内の死傷事故率の経年変化を見ると、近年は平成14年よりも悪化していて、三重県内では交通事故の抑止が緊急の課題になっています。

当事務所では、このような交通問題の解消のため、さまざまな交通安全対策事業を行っています。

平成24年の人口10万人当たり交通事故死者数5.2人(全国ワースト10位)
三重県の交通事故死亡者率の推移

さまざまな交通安全対策事業

■交差点改良事業

交差点で特に多い追突事故に対する注意を促すため、「カラー舗装」化を行っています。

整備前 整備後
内部橋北詰交差点
整備前 整備後
津市上浜交差点

■カーブでの事故対策事業

交通事故が多発するカーブの箇所に、視線誘導標や区画線を設置して視認性を高めています。

整備前 整備後
国道1号線関町一ノ瀬地区 区画線・視線誘導線

■歩道事業~快適・安全な歩行者空間づくり~

三重県では、狭い歩道や高齢者にとって不便な段差が残されており、道路のバリアフリー化率は全国平均より低い状況にあります。当事務所では、歩行者の利便性、安全性の向上を目指し、通学路や公共交通機関主要駅周辺を中心に歩道のバリアフリー化に取り組んでいます。また、植栽帯を歩行空間として再整備したり、歩道に防護柵を設置するなど、歩行者の安全の確保に努めています。

国道23号の歩道整備(津市白塚地内)

■自転車走行環境整備事業

近年、環境負荷の低下や健康志向などを背景に自転車利用者が増える中、歩行者と自転車の事故も増えています。当事務所では事故を防止し歩行者や自転車走行の安全を図るための事業に取り組んでいます。具体的には朝夕の学生・生徒の利用が多い国道23号江戸橋地区(津市)を平成19年度にモデル地区に指定、平成21年度より、自転車道の整備を進め、現在整備は完了しました。引き続き自転車通行空間の整備を進めていきます。

■共同溝・電線共同溝事業

共同溝は、私たちの生活になくてはならないライフライン(ガス、上水道、下水道、電話及び電気などの管や線など)を道路下にひとまとめに収容する施設です。歩道などの地下空間に電線類を通したものを「電線共同溝」と呼びます。共同溝事業により、ガスや上下水道・電線などの補修のための道路の掘り返し工事が少なくなり、交通渋滞が緩和され、排気ガスや燃料の削減にもつながります。また、大規模な災害時でもその影響を最小限に食い止められます。さらに電柱がなくなることで見通しが良くなり、街の景観が美しくなります。当事務所では、国道1号・23号の共同溝・電線共同溝事業を行っています。

共同溝のイメージ