維持管理事業

経年変化や、異常気象時に備えた保守管理も、
道づくりの大切な仕事の一つです。

道路と関連施設の維持管理と防災対策事業

■4幹線の維持管理

快適な道路環境を維持するため、国道1号、23号、25号、258号の維持管理を継続的に実施しています。

■橋梁や法面など道路施設の管理

橋梁、法面、路面、構造物、案内標識、照明柱など道路施設を定期的に点検管理し、安全・安心に利用していただけるよう、対策が必要な箇所は維持修繕等の防災対策事業を行っています。

歩道橋の維持管理

■道路の日常的管理とパトロール

道路を常に快適で安全な状態に保つために、道路パトロールを行っています。通常、通行の支障となる落下物や、汚れや壊れた箇所を発見した時は、必要に応じて即座に補修します。また、台風や地震などの災害時に安全に通行できるかを確認するために各施設の点検に出動します。

パトロールによる落下物の回収

■異常気象時等における通行規制・防災対策

大雨、大雪、地震、津波、暴風雨などの異常気象時等において、土砂崩れ、倒木、積雪、凍結などにより道路の通行が危険な場合に、交通規制を実施します。また大規模災害時には、緊急車両の進行を確保するため、災害対策基本法により道路管理者が立ち往生車両等の移動を行うことがあります。

異常気象時の通行規制

【雨量規制区間】

路線名 一般国道1号
区 間 亀山市関町沓掛~甲賀市土山町山中
延 長 4.6km
通行規制 連続雨量180mm

■雪害対策

冬期は積雪や凍結の恐れがあるため、積雪計やCCTVカメラで路面状況を監視するとともに、薬剤散布車や融雪パイプによる薬剤散水、除雪トラックによる除雪作業を行って、通行の安全確保に努めています。また、インターネットや携帯電話でも静止画像を公開しています。

クレーン移動される立ち往生車両

~観光2本柱~
『お伊勢さん』と『F1日本グランプリ』への備え

当地の観光の2つの柱と言えば、「お伊勢さん」と「F1日本グランプリ」です。当事務所では、観光シーズン、イベントの時期に、来訪者が渋滞を避けてスムーズに移動し、楽しんで過ごしていただけるよう、地域の関係団体と協力して、さまざまな交通施策を行っています。

1:「らくらく伊勢もうで」

平成25年は伊勢神宮の式年遷宮の年で、クライマックスの「遷御の儀」(御神体の渡御、10月2日、5日)の前後、それに先立つ「お白石持ち行事」(7月26日~9月1日)や、春秋の連休には、国道23号と、御木本道路など、神宮周辺の交通は大変な賑わいを見せました。その際に、当事務所では度々新聞メディアで交通情報・規制情報の案内を行うとともに、ホームページ上で、「らくらく伊勢もうで」(伊勢地域観光対策協議会)のご案内を発信しました。またパーク&バスライドを行い、交通円滑化に努めています。

「らくらく伊勢もうで」のホームページトップ
「お白石持ち行事」の交通規制を伝える新聞記事
(「中日新聞」平成25年7月26日付朝刊より。中日新聞社提供)

2:「F1日本グランプリ」

10月初めに行われる世界最高峰のカーレース「F1日本グランプリ」は、内外から約30万人もの人びとが訪れ、開催中の交通渋滞もまた名物となっています。そこで、当事務所も参加する「鈴鹿F1グランプリ地域活性化協議会」では、鈴鹿ICへの車の集中と駐車場を探す迷走車両への対策として、広域的な推奨ルートのお知らせや方面別駐車場予約による自動車交通の分散化を図るとともに、公共交通機関の利用促進のキャンペーン、シャトルバス専用レーンの設置などの交通円滑化策を実施しています。また、近年スマホの普及が著しいことから、平成26年からスマホ対応の「AcPro(アクプロ)」サイトを開設、F1開催日の帰り道の車両の動きをスマホでリアルタイムにチェックできるサービスは、利用者から好評をいただきました。

「アクプロ」利用を伝える新聞記事
(「伊勢新聞」平成25年9月13日付朝刊より。伊勢新聞社提供)
F1日本グランプリ(2013年)のスタートシーン
(株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキット提供)