道路維持管理

地域の暮らしを支える

路面、構造物、路肩、法面、橋梁塗装等の定常的な維持修繕事業及び安全確保のための防災対策事業、自転車・歩行者道設置及び渋滞対策として交差点改良等の交通安全事業を実施しています。


維持管理1 交通事故の削減

三重県の交通事故死亡者率は、全国ワースト6位となっています。さらに、三重県内の死傷事故率の経年変化を見ると、近年は平成14年より悪化して推移しています。以上のことから、三重県内では交通事故の抑止が緊急の課題になっています。

交差点改良

交差点で特に多い追突事故に対する注意を促すために「カラー舗装」を採用しました。

国道23号 藤方交差点・津市
国道23号 藤方交差点・津市

カーブでの事故対策

交通事故が多発するカーブへは、視線誘導標や区画線を設置して視認性を高めています。

国道1号 関町市ノ瀬地区(視線誘導標)
国道1号 関町市ノ瀬地区(視線誘導標)


維持管理2 橋梁の長寿命化

橋梁を長く、よい状態に保つには、適切な維持管理と過積載車両などの違反車両をなくすことが必要です。
三重河川国道事務所管内で建設された橋梁は、今後急速に高齢化が進行します。例えば建設後50年以上経過した橋梁の割合は、現在の約10%から20年後には約63%へと大幅に増え、適切な補修を行わないと、橋梁自体を架け替えるなど、近い将来大きな費用負担が生じます。
三重河川国道事務所管内でも、平成19年6月20日に国道23号木曽川大橋上り線で鋼製斜材の破断が確認されたことを受けて、平成20年度から大型車交通量が多い国道1号、23号を中心に、橋梁の計画的な補修・補強に着手しています。

橋梁の完成年(西暦)

木曽川大橋(上り)損傷状況及び応急対策 斜材破断部
木曽川大橋(上り)損傷状況及び
応急対策 斜材破断部
破断部補強状況
破断部補強状況

維持管理3 快適な歩行者空間

三重県では、狭い歩道や高齢者にとって不便な段差が残されています。三重県内の特定経路のバリアフリー化率は、年々向上しているものの、依然として全国平均より低い状況にあります。
歩行者の利便性、安全性の向上を目指し、通学路や公共交通機関主要駅周辺を中心に歩道のバリアフリー化に取り組んでいます。

歩道の整備

植栽帯を歩行空間にすることで、歩道空間を確保しました。また、歩行者の安全のため、防護柵を設置しました。

国道23号 津市白塚地内
国道23号 津市白塚地内


維持管理4 異常気象時の通行規制

大雨、地震、暴風雨などの異常気象時において土砂崩れ、倒木などにより道路の通行が危険な場合に規制を実施しています。

路線名 一般国道1号
区間 亀山市関町沓掛~甲賀市土山町山中
延長 4.6km
通行規制 連続雨量180mm
冬期に積雪や凍結の恐れがあるため、積雪計やCCTVカメラで路面状況を監視し、薬剤散布車や融雪パイプによる薬剤散水、除雪トラックによる除雪作業を行って、通行の安全安心に努めています。また、インターネットや携帯電話でも静止画像を公開しています。

CCTVカメラ
CCTVカメラ

維持管理5 道路パトロール

道路パトロールは道路を常に快適で安全な状態に保つために行っており、その主な種類と目的は次のとおりです。 道路パトロール
道路パトロール
1 通常パトロール 2日に1回実施しており、通行の支障となる落下物や、汚れたり壊れた箇所を発見し、必要に応じて即座に補修します
2 異常時パトロール 台風や地震などの災害時に点検のため出動します

維持管理6 路上工事の縮減

路上工事による渋滞の削減は、道路利用者の皆様から改善のニーズが高い項目の一つです。
年末年始や夏休み期間などは路上工事による車線規制を抑制したり、きめ細やかな工事規制調整を行い、路上工事期間の削減に取り組んでいます。
(ただし、緊急を要する工事は抑制期間にも実施することがあります。)


維持管理7 道路情報の収集・提供

突発事象(落下物処理・交通事故処理・道路災害など)に備えて、365日24時間リアルタイムで道路情報を収集するために、道路情報員を常時待機させる態勢を確保しています。収集した情報は、道路情報板、路側ラジオ、インターネットを通じて、道路利用者の皆様へ提供しています。


維持管理8 伊勢市内道路空間利用のあり方懇談会

安全、快適に利用できる道路空間利用のあり方について「伊勢市内道路空間利用のあり方懇談会」を設置し検討しています。