昭和34年の伊勢湾台風では、木曽三川下流域が高潮災害により壊滅的な被害を被りました。伊勢湾台風後、継続的に堤防などの治水整備や危機管理体制の強化を進めております。しかし、昨今議論されている地球温暖化は、海水温の上昇に伴う海面上昇のみならず、台風の強度化をもたらすといわれており、今後伊勢湾台風あるいはそれ以上の強さを持つ台風による大規模な高潮・洪水災害が発生する可能性も否定できません。
このような背景のもと、国土交通省中部地方整備局木曽川下流河川事務所では、群馬大学災害社会工学研究室と共同で、これまで高潮災害シミュレーションによる災害犠牲者ゼロに向けた検討を行ってきました。そのシミュレーションによる検討結果については、「『動く』高潮ハザードマップ」としてとりまとめました。