揖斐川導流堤
 揖斐川導流堤は、明治改修工事末期の明治42年(1909年)に竣工しました。全長は約5,480mで、木曽川導流提同様、2,640mの土堤と、2,840mの石堤でできています。
 木曽川導流堤と同様、土堤には新河道掘削の際の浚渫土砂や撤廃する旧堤の土砂、石堤には石材が使われましたが当時は石材の需要が増えたため価額が高騰し、非常な困難を極めたということです。揖斐川導流堤は、舟運のため中央部に約十メートル程の開口部を設けています。木曽川導流堤と同様、竣工時の土堤部分は、終戦後に川裏が干拓され陸地となったため河川堤防に改築し、現在は石堤部分のみが導流堤としてその機能を発揮しています。その後、広域的な地盤沈下により機能が減少したため、昭和50年代にコンクリートブロックを上置して機能を維持しています。
 また平成17年度の土木学会選奨土木遺産として「木曽川・揖斐川導流堤」が認定されました。




揖斐川導流堤


所在地 :  三重県桑名市福岡町

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