☆作戦の目的
 木曽三川の分流工事完成を記念して薩摩藩士が「日向松」の苗を植えたとされ、国の史跡(昭和15年)に指定され、河川管理施設でもある「千本松原」の松並木を、カワウ被害から守ることを目的に実施
☆カワウ被害の現状
 海が近くエサとなる魚が豊富で、カワウのねぐらや繁殖コロニーとして好環境となっている「千本松原」は、カワウが今後さらに増加すると危惧され、このまま対策をしなければ手遅れとなるおそれあり
 カワウのねぐらや繁殖コロニーを全滅させることはほぼ不可能で、影響の少ない場所へ人工的に誘導することが現実的
☆カワウ繁殖による具体的な被害
・糞が酸性であることから周辺土壌の酸性化、松の枯死(酸性化した土壌には雑草も生えず、松自体も根から枯死)
・糞の堆積による葉の光合成の抑制
・巣による松への負担増(ひとつの巣で小枝約1,000本を使用し約2kg)
☆具体的な作戦の内容
〜 作戦1 ドローンによる営巣状況調査 〜
目 的 ドローンを飛行させることによりカワウの営巣を邪魔して人間への警戒心を向上させ追い払うとともに、営巣状況や巣の位置を確認
時 期 平成29年10月18日(水) 実施済み
〜 作戦2 天敵の鷹によるカワウの追い払い(鷹匠)〜
目 的 鷹匠によりカワウの天敵である鷹を飛来させて追い払い
○一度追い払ったカワウは近寄らないと想定
○新たなカワウが近づくことも想定し約3ヶ月間継続
○殺気立っている繁殖期は効果薄のため繁殖期前の冬期より実施
時 期 平成29年12月12日(火)10:00開始(約3ヶ月継続で実施予定)
頻度は最初の1ヶ月は週2回、翌月より様子を見ながら回数を減少
時間は1日当たり約3時間、カワウが巣に戻る夕方に実施
(朝にも実施するなど変化を持たせながら実施予定)
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〜 作戦3 千本松原内の巡回 〜
目 的 カワウが巣に戻る夕方に、変化を持たせながら巡回することにより、カワウの警戒心を向上させ追い払う
○「木曽三川 千本松原を愛する会」にも協力してもらい、木曽川下流河川事務所の職員と連携して巡回
時 期 平成29年12月より着手予定
〜 作戦4 枯れた松の伐採 〜
目 的 河川管理上の観点から枯れた松を抜開することにより、チェンソー等の機械音を聞かせてカワウの警戒心を向上させ追い払う
時 期 平成30年1月より着手予定
 
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