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集落をぐるりと堤防で囲んだところが「輪中(わじゅう)」です。
はじめは水はけをよくするため輪の形ではなく、上流側だけに堤防をつくっていました。
洪水の直撃は避けられましたが、水害そのものを防ぐことはできませんでした。
その後、集落をひとつの輪で囲んだ堤防「輪中堤(わじゅうてい)」がつくられるようになり、水害から家や田畑を守ったのです。
1608年に、木曽川左岸にある尾張の国(愛知県)を洪水から守るためにつくられたのが「御囲堤(おかこいづつみ)」です。
その長さは犬山から弥富までの約48キロで、徳川家康が豊臣家に備えるという軍事目的にも使われていました。
しかし、木曽川右岸の美濃の国(岐阜県)は、大きな堤防を築くことを禁止されていたため、度重なる水害に悩まされていました。 |

御囲堤の位置 |

西濃尾平野輪中分布図 |
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