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河川の管理・対策事業

洪水管理

浜松河川国道事務所では、天竜川と菊川の流域に降る雨と河川の水位の情報から、洪水予報や水防警報の発表を通じて、住民、水防関係者に情報を提供しています。

洪水予報とは

指定されている河川(天竜川と菊川)の降雨及び水位の状況を広く知ってもらうために、国土交通省と気象庁とが協議して、共同発表するものです。

平成19年度から、わかりやすい災害情報に資するため、危険度レベルを5段階に設定するなど、情報提供内容が以下のとおり変更されました。

画像をクリックすると拡大図が別ウィンドウで開きます [PDF:6KB]

水防警報とは

天竜川と菊川において、地元水防団の作業の目安となる情報を提供するものです。

水防予報発表基準

  内容 発表基準
準備 水防に関する情報連絡、水防資器材の整備、水門機能等の点検、通信及び輸送の確保等に努めると共に、水防機関に出動の準備をさせる必要がある旨を警告するもの。 洪水注意報等により、又は水位、流量その他の河川状況により警戒水位を超えたとき。
出動 水防機関が出動する必要がある旨を警告するもの。 出動水位を超えたとき。
解除 水防活動を必要とする出水状況が解消した旨、及び当該基準水位観測所名による一連の水防警報を解除する旨を通告するもの。 警戒水位以下に下降したとき、又は水防作業を必要とする河川状況が解消したと認めるとき。
情報 水防活動上必要とする水位、その他河川状況を通知するもの。 随時行うものとするが、おおむね3時間間隔を目安に行う。

水防警報対象観測所と参考水位

天竜川と菊川において、地元水防団の作業の目安となる観測所毎の対象水位を掲載します。

天竜川下流の水防警報対象観測所と参考水位

河川名 観測所名 河口からの距離 水防団待機水位
(指定水位)
氾濫注意水位
(警戒水位)
出動水位 避難判断水位
(特別警戒水位)
氾濫危険水位
(危険水位)
計画高水位 地先名
天竜川 鹿島 右岸 25.0k

2.20

3.50

4.50

5.60

6.00

8.77

浜松市天竜区鹿島
池田 左岸 10.5k

0.50

1.60

2.60

4.53

浜松市天竜区鹿島
中ノ町 右岸9.1k

0.60

1.60

2.50

3.10

3.40

4.77

浜松市東区国吉町
掛塚 左岸3.3k

1.50

2.60

3.30

5.28

磐田市掛塚

(水位の単位:m)

菊川の水防警報対象観測所と参考水位

河川名 観測所名 河口からの距離 水防団待機水位
(指定水位)
氾濫注意水位
(警戒水位)
出動水位 避難判断水位
(特別警戒水位)
氾濫危険水位
(危険水位)
計画高水位 地先名
菊川 加茂 左岸 11.9k

1.50

2.50

3.20

3.20

3.50

5.94

菊川市加茂小川端
嶺田 右岸6.4k

2.00

4.30

4.90

5.79

菊川市西嶺田
牛淵川 堂山 右岸3.6k

3.10

4.60

4.90

4.90

5.30

5.86

菊川市堂山新田
下小笠川 川久保 右岸2.6k

1.40

2.00

2.50

3.00

3.30

掛川市川久保

(水位の単位:m)

菊川の出水状況について

菊川において、平成16年10月4日に記録的な大雨があり、平成10年9月23日以来の被害を受けました。

渇水対策

渇水時には、浜松河川国道事務所渇水対策支部を設置し、河川の状況及び降雨状況、利水者の取水実態等を把握し、渇水対策を推進していきます。

渇水対応について

われわれ河川管理者の責務としては、「洪水に強い河川を作り、守っていく」ことの他に、流れている水について、それぞれ利用する方々(水利権者といいます。)の調整を行い、水利権者に対して必要な義務を課すことも、地域の皆様の生活を守る上で大切な仕事です。

異常気象が続いた場合など、河川やダムの流量や貯水量が異常に少なくなって水を公平・適切に利用者の方々に配分出来なくなったときに行われる「非常時対応」としての取水制限が皆様に身近なものだと思われます。

年度によっても渇水の日数や回数は変わりますが、平成6年のような大渇水時等では冬期だけでも129日間もの取水制限が実施されたこともあります。

もともと、河川の水は流れていることそのものが重要です。

それは、魚や植物などの生態系を守るために必要だという意味だけでなく、ある程度の流量がないと、海から塩水が遡上することを防いだり、各種の排水を希釈するなどの機能が小さくなってしまうためです。

そこで、河川管理者である国土交通省では、河川にとって必要な水の量(天竜川河口から25キロほど上流の鹿島地点では毎秒約86トンになっています。)を決めて、「河川水利用の合理化」や「新たな水源確保の必要性」について水利権利者との調整をしています。