| 4.1. |
「天竜川」という名前の由来を教えて下さい。 |
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天竜川は、昔、阿良多麻(あらたまという地名)から「麁玉川(あらたまがわ)」(奈良時代)、「広瀬川」(平安時代)、「天の中川」(鎌倉時代)などと呼び名が変わりました。その後「天竜川」と呼ばれるようになりました。
上流のほうでは、「天竜」はもともと「天流」と書き、「アメノナガレ」と読んでいたようです。これは天からふった雨が、山のみねから諏訪湖(すわこ)へ流れ出て、天竜川の流れとなることから、そう呼ばれていたのでしょう。
「竜」の字が使われたのは、水の流れが速く、まるで竜が天にのぼっていくように見えるところからとか、天竜川の流れ出る諏訪湖の近くにある諏訪神社に祭られている竜神からきているという説もあります。 |
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| 4.2. |
天竜川の川の延長は日本で何番目に長いのでしょうか。 |
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諏訪湖から河口までの総延長が、213kmあり、日本の中で9番目に長い河川です。なお、日本で一番長い河川は信濃川で、367kmあります。 |
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| 4.3. |
天竜川で、もし堤防が破堤して氾濫した場合、どれくらいの人々に影響がでるのでしょうか。 |
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約150年に1回の雨による洪水で、天竜川の東側と西側それぞれで堤防が切れた場合を想定した時、川の水は宅地へと浸水します。天竜市鹿島下流域で想定される浸水面積は、約208km2、影響を受ける人口は約46万3千です。 |
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| 4.4. |
天竜川では、どれくらいの水量が流れるように計画しているのですか。 |
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現在進めている天竜川下流(鹿島下流)の河川整備は、毎秒14,000立方メートル(25m×10mで水深1mのプール56杯分の水) の流量を安全に流すための計画で、現在、河川の工事をしています。 |
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| 4.5. |
天竜川の流域では、どれくらいの製造品生産高があるのですか。 |
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静岡県、愛知県区間の天竜川沿川の市町村の製造品出荷額は、4兆1,400億円(平成13年)に達しています。 |
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| 4.6. |
天竜川では、過去に最大何日間の浸水被害があったのですか。 |
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過去の文献を調べると、最大水没日数は、明治元年5月、長雨による洪水で「田畑や民家が100余日間、水につかったままであり、その被害面積は、長上郡(浜名郡)の10分の8、天竜川以西にある豊田郡(浜北市、浜松市の一部)全域、山名郡(磐田郡)東部の大半に及ぶもので、被害の大きなものは中瀬村(浜北市)の上小島で数百haの田畑が荒廃し、20余軒が流出、竜池村(浜北市)の中善地では家屋10余棟が流出した。」とあります。 |
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| 4.7. |
天竜川の流域面積は、どれくらい広いのですか。 |
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日本で12番目の流域の広さを持つ河川で、流域面積(水が集まってくる面積)は5,090km2あります。なお、日本で一番広い流域の河川は利根川で、16,840km2あります。 |
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| 4.8. |
天竜川の想定する氾濫区域では、どれくらいの資産額となるのですか。 |
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天竜市鹿島下流域では約7兆9,200億円です。
天竜川の氾濫区域にある家屋資産額、家財資産額、事業所資産額、農業資産額の総計がこの莫大な数字です。 |
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| 4.9. |
天竜川では過去の出水で、河川の水面はどれくらいの高さになったことがあるのですか。 |
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天竜市鹿島観測所で、明治44年8月の記録で最高水位7.88m(T.P41.861m)となったことがあります。この水位は、付近の宅地の高さをこえるたいへん危険なものでした。 |
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| 4.10. |
天竜川で発電する電力は、日本では何番目の発電となるのですか。 |
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全国の河川で4番目の発電力を誇っています。
天竜川には45の水力発電所があります。もっとも多いときで1時間に約210万kWの電気をつくることができます。 |
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| 4.11. |
天竜川の水は養殖などに利用されているのですか? |
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天竜川の近くでも、きれいな水を生かして、いろいろなものの養殖が行われています。天竜川に注いでいる気田川や水窪川などにそったところでは、にじますの養殖が行われています。また、わさびの栽培は、天竜川にそった山の沢などで行われています。 |
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| 4.12. |
天竜川にはどのような鳥がやってくるのですか? |
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天竜川の河口付近は、いろいろな種類の水辺の鳥がやってくる場所として知られています。春や秋には、シギやチドリなどの仲間が、冬には、ウ・カモ・カモメなどの仲間が群れをつくっています。川原や堤防では、ホオジロ・ヒバリ・スズメ・カワラヒワなどが、水辺では、セグロセキレイ・コサギなどを見かけることができます。 |
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| 4.13. |
金原明善らが行った植林はどのような意味があるのですか? |
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山に木を植え続けたことは、水害をふせぐことに役立っています。
木や草がスポンジのような役目をして、水が地中にしみこみやすくなって、土砂くずれをふせぎます。木や草がないと、雨水は一度に流れ出してしまいます。 |