Q16:土石流対策施設の効果はいかがですか?
答え: 近年、頻発した規模の大きな土石流・雪代に対し、扇状地での対策施設はいずれも流出した土砂をすべて捕捉し、下流での災害の発生を未然に防ぎました。
特に大沢川では、平成3年11月28日、平成9年6月20日及び11月26日に流出土砂量が約20万m3前後の大規模な土石流が発生しましたが、土砂を遊砂地で捕捉し、下流住民は土石流の発生にまったく気づかぬほどでした。(下図参照)
さらに、平成12年11月21日には、観測以来最大級の土石流が発生しましたが、遊砂地及び沈砂地で約28万m3の土砂の流下を防ぎ、下流には全く被害を及ぼしませんでした。
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