Q6:大沢川岩樋部とはどんなところですか?

答え: 主に溶岩を刻む狭い谷で、溶岩中に刻み込まれた樋状のトレンチ(堀、溝)にちなんで岩樋といわれています(下図参照)。
 この区間は、河床勾配は上流側よりゆるやかですが、河床の粗度がきわめて小さいために、土石流の通過する区間となっています。このため、狭い岩樋の側面には土石流による傷跡が多数認められています。

写真-5 岩樋
写真-5 岩樋