Q2:大沢崩れを源とする大沢川はどんな川ですか?

答え: 大沢崩れに源を発する大沢川は、その上流部が山頂から五合目までの傾斜は45°以上、五合目から岩樋終端(標高900m)まで約11度と急勾配です。さらに扇状地末端でも約2°の勾配で潤井川に流入し、潤井川はさらに田子の浦を経て駿河湾に注ぎます。山頂から海までの総延長は約39qです。大沢川はまた標高1,500mで支川の不動沢と前沢が合流し、流域面積はおよそ15qで流路長は約14qです。縦断図を図−2に示しますが、源頭部、峡谷部、中流部、岩樋部、扇状地と分類されます。

図-2 大沢川縦断図