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富士山情報コーナー
富士山の名前の由来は?
「フジ」という発音が文献に登場するのは万葉集の頃ですが、不尽・布士・不二など、様々な字が当てられ、確定的な文字は無かったようです。はじめて「富士」の文字が登場するのは797年頃に編まれた『続日本紀』で、天応元年の小噴火について、ふれています。
「フジ」の意味については確定的なものはありませんが、いくつかの説があります。まず、竹取物語の一節で、帝の使者があまた(富)のつわもの(士)を率いて登ったことからこの名が付いたという説。もうひとつ竹取物語の説では、かぐや姫が天に帰る日、帝の使者が山頂で帝に残された手紙と不死(フジ)の薬を焼いたから、という説。そしてアイヌ語のフチ(火)、フンチ(火山)がフジに転じたという説などがあります。
富士山の写真
 
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富士山の高さ・大きさは? 富士山の大きさ図解
富士山の高さは一般に3,776mと言われていますが、剣が峰の最高点の標高は平成3年の測量成果(国土地理院)によると3,776.24mです。(又、剣が峰近くの二等三角点の測定結果は3,775.63mです。)
山体の大きさ、裾野の広さはどのくらいでしょう。そもそもどこからどこまでが富士山なのか、明確にすることはできませんが仮に右図のような単純な形を想定して標高0mから求めると、約1,400立方kmと見積もることができます。(東西・南北の距離は地図からの目測です。)
一方、火山としてどれだけのマグマが噴出して出来上がったか、という観点から体積を推計すると、約 550立方kmとされています。(この場合、「富士火山」噴火前の地形を想定したうえでの見積もりです。)
富士山が日本一“高い”山であることに間違いはありませんが、日本一“大きい”山であるかは、そうとも言い切れないようです。(日本で“最大級の山の一つ”であることは間違いありませんが。)
 
 
 
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