雄大な富士山西麓に広がる高原で、標高700〜1000mに位置する地域一帯を朝霧高原と呼んでいます。古くは、源頼朝(みなもとのよりとも)が勇壮な「富士の巻狩り」を繰り広げた場所として知られています。東の富士山から西の天守山地(てんしゅさんち)に連なる高原で、雄大な富士を背景に、広漠たる原野が広がる素晴らしい眺望です。全国有数の酪農地帯として、緑豊かな牧草地に乳牛が転々と草をはみ群れ遊ぶのどかな風景を満喫できます。5月から8月にかけて朝夕霧の発生が多く、名前の由来となっています。

(写真提供:富士宮市商工観光課)