●過去の富士山の噴火
歴史時代以降の過去の富士山の噴火を見てみると、
1.貞観噴火(864年)では、北西山腹の割れ目火口から大量の溶岩流が噴出。
※現在の青木ヶ原樹海の下には、当時噴出された溶岩が広がっています。
2.宝永噴火(1707年)では、大量の噴石・降灰を南東山麓〜首都圏にまで供給。
3.3,200年前の山頂噴火では火砕流を発生したことが判明している。
など、さまざまなタイプの噴火をしていることがわかります。
富士山は多様性のある噴火をする火山であると考えられます。