■ 富士山火山防災への取組み
富士山火山砂防計画検討委員会
 富士山は、山体の規模・噴出量ともに日本国内最大の活火山です。近年は1707年の大規模な噴火以来、約300 年間平穏を保っていますが、活火山特有の火山性地震などがしばしば観測され、今後火山活動を開始した場合、広範囲に甚大な影響を及ぼすものと考えられています。
 このような状況の下で、富士砂防事務所では内閣府、総務省、国土交通省が平成13 年度から開催している「富士山ハザードマップ検討委員会」に火山および土砂災害に関する基礎資料の提供を行い、これに基づく検討の成果として、平成16年6月29日には富士山火山防災マップが公表されました。
 今回の「富士山火山砂防計画検討委員会」は、上記の富士山火山防災マップで示された火山噴火影響範囲を受け、想定される火山災害を軽減させるための砂防計画の基本方針を、平常時から噴火直前・噴火後等の状況に合わせ策定するものです。
 検討にあたっては、砂防学、火山学等に関する高度な学術的・行政的判断が必要であるため、学識経験者並びに行政担当者から構成される「富士山火山砂防計画検討委員会」を設置するものです。

2006.03.14 第3回 富士山火山砂防計画検討委員会  (6.8MB)
2005.11.16 第2回 富士山火山砂防計画検討委員会  (814KB)
2005.03.11
第1回 富士山火山砂防計画検討委員会  (391KB)

2005火山砂防フォーラム
 全国に先駆けて実現した県境を越えた火山防災の広域連携「環富士山火山防災連絡会」等の現状について情報提供・意見交換を行うほか、今後の火山砂防・火山防災の方向性について考えていく機会として開催されました。

2005.10.13 2005火山砂防フォーラム 開催報告 

注意:PDF表示ソフトは下記リンクよりダウンロードしてください。