揖斐郡揖斐川町西横山 平成7年完成 寺谷から出る土砂の量を調節し、揖斐川の安全を保つ役割を担っています。 えん堤表面に使われている自然石入りのコンクリートブロックは工期が短くなり安全性が高いという省力省人化に役立つだけでなく下流域の民家からその姿が見えるので、周りとの調和を崩さないように配慮された 工法でもあるのです。
揖斐郡揖斐川町西横山 平成7年完成 寺谷から出る土砂の量を調節し、揖斐川の安全を保つ役割を担っています。 えん堤表面に使われている自然石入りのコンクリートブロックは工期が短くなり安全性が高いという省力省人化に役立つだけでなく下流域の民家からその姿が見えるので、周りとの調和を崩さないように配慮された 工法でもあるのです。

平成8年完成 ナンノ谷床固工群のある揖斐郡揖斐川町坂内川上地区は明治28年にナンノ谷大崩壊が発生し甚大な被害をもたらしました。 谷は今は安定していますが、放っておくと河床の土砂が流れ出してしまいます。それを防ぐために床固工および護岸工が 施工さました。護岸には自然石を使ったり、緑を増やすために植樹もしています。また景観だけでなくその地形を生かして年に数回のバイクレースが行われるなど地域交流の拠点でもあるのです。
平成7年完成 「魚道」とは砂防えん堤があっても魚がうまくのぼれるようにした、いわば「魚の通る道」のことをいいます。 坂内砂防えん堤に設置した魚道は魚がうまくのぼれるように、魚道内の水の流れを調節したり魚が登りぐちを見つけやすいようにいろいろ工夫されているのです。
継続中 貝月リゾートに近い貝月床固工群でも自然景観を損なわないような工夫がなされています。 自然石が上流から下流まで階段状に組まれています。まるで自然にそうなったのかとに間違えるくらいです。これは石の裏にこけが生え、またそれを食べるさまざまな生き物が集まるように入念に考えられた結果なのです。
平成8年完成 平成元年9月の集中豪雨により、旧久瀬村の小津川支川下辻谷では大きな災害が発生しました。再び土砂が流出しないようにと 下辻谷第2砂防えん堤が計画されました。 また下辻第2砂防えん堤は近くに東海自然歩道が通っているため景観との調和を図る様々な工夫がされています。 自然の滝と変わらない情緒が感じられます。
昭和59年完成 能郷谷第3砂防えん堤は、他の砂防えん堤に比べて随分違って見えます。 普通のえん堤と違い、格子が入って見えるのは格子スクリーンえん堤と呼ばれるタイプが採用されたせいなのです。格子スクリーンえん堤は流水の勢いを殺すことなく川の流れにはほとんど影響を与えません。 そのため平時は土砂もそのまま流します。しかし大量の土砂がいっぺんに流れてくると、くいとめるようになっているのです。
平成11年完成 旧根尾村水鳥にあるヌクミ谷砂防えん堤は、スリットえん堤とよばれる構造をしています。このスリットというのは平常時には常水路となり中・小規模程度の洪水時でも適度に下流に流します。これにより土砂を貯める容量が大きくとれ、大洪水時には人工的に造った狭窄部によって土砂をせきあげ、洪水の速度を低下させて土砂を一時的に堆積させる働きをもつのです。