技術活用パイロット事業
テノコラム工法
施工内容
[工 事 名] 平成14年度1号小立野改良工事
[施工数量] 深層混合処理工法:1式(N=200本)
[工 期] H14.10.25〜H15.7.10
 
概要
 本工法はセメント系固化材をスラリー(固化材液)として地盤に注入し,地盤と固化材液を攪拌混合することによって、テノコラム(ソイルセメントコラム)を築造する工法である。
 土の共回り防止翼を装着した攪拌混合装置を用いることにより粘着力の大きい粘性土地盤においても固化材と地盤との確実かつ良好な攪拌混合ができる深層混合処理工法である。
 
特徴
高品質かつ高強度のソイルセメントコラムを築造することができる。
従来は固化することが困難であった有機質土や高有機質土地盤にも対応でき、玉石や岩盤を除くほとんどの地盤に適用できる。
小型から中型、大型施工機での施工体制が整っている為、搬入路や敷地条件に応じた対応が可能である。
原位置の土を主要材料として使用するので発生残土が少ない。
 
実施結果
  今回の改良深さは施工基面から3.5m程度であったが、使用した機械は小型で幅2.5m程有れば施工可能であり狭隘な箇所で特に有効である。
 このように用地いっぱいに施工したいが隣地の建築物によって置換工掘削が出来ない場合、又床掘り完了後支持地盤の不良が発見され更なる掘削が困難な場合等に極めて有効な工法といえる。
 今後の課題としては改良体の強度を設計強度に近づける事であろう。現在はまだ実績の少ない事、土質の種類が多く現場配合設計ではどうしても安全側、過大になる傾向が有る。
 
工事担当課
  工務第二課 工務係

新技術問い合わせ先
[会社名] 潟eノックス
ベースマシン
ベースマシン
 機種名
 機械寸法(幅2.4m、長さ4.6m)
 機械総重量(10.8t)

プラント配置状況
プラント配置状況
 4tユニック車(固化材積載)
 手前がグラウトポンプ、流量計
 奥手がスラリープラント

施工箇所の全景
施工箇所の全景
 地盤改良後L型擁壁の据付を
 行っている。
 現場は狭隘で隣地のトラック
 ハウス添いが用地境界線

ロッドヘッド
ロッドヘッド
 テノックス型ウイング
 (共回り防止翼)
 混合攪拌装置

掘進攪拌状況
掘進攪拌状況
 用地いっぱいまで施工は可能

改良体からのテストピースを採取している状況。
改良体からのテストピースを
採取している状況。
圧縮試験強度結果は2300kn/u